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答えてちょうだい
Q.1日中仕事をしたあとの筋トレはいいのでしょうか
仕事をしている時は大抵交感神経を使っています。身体を動かしている時、思考が働いている時、目を使っている時、すべて交感神経系の働きです。人間の身体は交感神経系と副交感神経系の二つの系統で生命を維持していると言われています。
日中、交感神経系でめいいっぱいエネルギーを使えば、夜は副交感神経系でリラックスしたり熟睡することにより身体のバランスをとります。しかし、現状は夜になってもインターネットを行ったりスポーツジムで筋トレをしたりして副交感神経系にスイッチがなかなか入りません。帰った後パソコンで目をめいいっぱい使うことは、交感神経系の継続です。
筋トレは少し様子が違います。新潟大学大学院の安保徹先生は「にせ副交感神経」といい、ご自身の著書で次のように説明しています。Aという交感神経系の神経細胞からアドレナリン(神経伝達物質)が放出され、Bという交感神経系の神経細胞のレセプターに情報が伝達されるといいます。
そこで注目すべきことは、レセプター側にはαアドレナリンレセプターとβアドレナリンレセプターがあって、前者はストレートに交感神経系の情報が伝わり、血管が収縮するそうです。一方、後者は情報が伝わった後、血管が拡張するので、あたかも副交感神経の働きと似たことを行うそうです。
筋トレをして心拍数が上がるのに汗をかいたり身体が熱くなるのは、このようなプロセスが働いているからといいます。お酒を飲んで、心拍数が上がるのに顔が赤くなったりすること、好きな人の前にいると心臓がパクパクなのに顔が赤くなるのも同様な考え方です。
このような考え方から、一日中仕事をしたあと、筋トレを行うのはストレス解消のためという人がいて私も理解できます。しかし、一日の仕事の疲れを完全にとるためにはこのようなやり方でいいのでしょうか。昔から疲れをとるのに一番効果のある方法は熟睡することと伝えられてきました。
その時の身体の様子は副交感神経系が優位に働き、神経細胞からアセチルコリンという神経伝達物質が放出されるといわれています。免疫に関する著書をいくつか読んでみるとアセチルコリンの働きが免疫力を高めるとも書いてあります。
副交感神経系の働きの中にはリラックス状態と熟睡状態があり、前者は脳波はα波が検出され、後者はδ波が検出されます。佐藤気功の実験では前頭葉にα波、θ波、δ波が同時に検出されたことが確認されています。データは数少ないので結論には達していませんが、気功体験者の多くは「疲れにくくなった」「熟睡できるようになった」「リラックスしながら仕事が出来るようになった」などの報告からも、一日中仕事をした後は、むしろ副交感神経系を優位にする行動をとることがストレス解消もでき、完全に疲れがとれるのではないでしょうか。それも深くリラックスできる方法、深く睡眠ができる方法がいいと思います。
筋トレやスポーツはしっかり疲れをとる方法を使用しながら行うことが理想だと思います。
06/06/02


